この力は、手先の器用さを表す力です。
大人からすると「手先が不器用」ということは大した問題ではないように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもにとっては大変プレッシャーになることだと言われています。
それは、絵や字を書いたり、道具を使って作業をしたりする場合、この「手先の不器用さ」のために、周囲から遅れがちになったり、明らかに周りとは完成形が異なったりして、目立ってしまうことがあるためです。それが原因で自尊心が下がることも珍しくありません。
手先の操作と言っても、様々な力があります。
・指先の操作・・・ つまむ、押す、はじく、など。
・手のひらの操作・・・ つつむ、握る、すくう、など。
・手首の操作・・・ ひねる、回す、など。
・手のひらの操作・・・ つつむ、握る、すくう、など。
・手首の操作・・・ ひねる、回す、など。
人間は、これらの動作を同時に行なったりしながら生活をしています。
この力に苦手さがあると、例えばこのようなことに困ることがあります。
・食具(フォークや箸)が使いにくい。
・フタが開けられない。
・ハサミが上手に使えない。
・靴ひもが結べない。
・鉛筆を使うことが苦手(字や絵が上手にかけない)。
・制作が苦手。
・力の調整が苦手で、物を壊してしまう。
・フタが開けられない。
・ハサミが上手に使えない。
・靴ひもが結べない。
・鉛筆を使うことが苦手(字や絵が上手にかけない)。
・制作が苦手。
・力の調整が苦手で、物を壊してしまう。
また、手先の操作を司る脳と、口元の操作を司る脳の場所は近い位置にあると言われています。そのため、手先が不器用なお子さんは、発音が不明瞭である場合があり、その逆も然りです。
脳が近い場所にあるということは、どちらかの脳を刺激することで(たくさん動かすことで)、もう一方の脳も刺激を受けます。
発音に不明瞭さのあるお子さんは、口元の筋肉をたくさん動かすことも大切ですが、手先を動かすことも意識していけると良いでしょう。
手先に不器用さのあるお子さんは、手先を使う課題を嫌がることが多くあります。
大人でも、苦手なことはやりたくないものですよね。そのため、遊びやゲーム、料理の中で、「とにかくたくさん手先を動かす」ということが大切になります。
やんちゃワークでは、手先の操作を楽しく育てるプリントを多く掲載しています。
こちらのプリントを使って、手先の操作を伸ばしていきましょう♪
※ページの最後に、遊びの中で手先の操作を育ててくれる玩具を紹介しています♪
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