注意力は、一般的に「集中力」と言われたりします。
しかし「注意」と言っても、いくつかの種類があるのです。
〈注意の種類〉
①注意の持続…1つのことに注意を向け続ける力。
(例:1つの遊びや学習に長く取り組む)
②注意の選択…たくさんのことから、”今必要なこと”を選ぶ力。
(例:ざわざわした場所で、親御さんの声だけを聞き取る)
③注意の配分…いくつかのことに同時に注意を配る力。
(例:電話をしながら信号を気にする)
④注意の転換…1つのことに注意を向けている時に、他のことにも気づいて行動する力。
(例:遊びに熱中していたが、トイレに行きたくなってトイレに行く)
この力に苦手さがあると、例えば以下のようなことに困ることがあります。
・ミスが多い。
・大切なことを聞き逃してしまう。
・じっとしているのが苦手。
・学習が身につきにくい。
・複数のことを同時にすることが苦手。
・忘れ物が多い。
・大切なことを聞き逃してしまう。
・じっとしているのが苦手。
・学習が身につきにくい。
・複数のことを同時にすることが苦手。
・忘れ物が多い。
このように、勉強だけではなく生活の中でも困ることが多くあります。
またこの力が苦手なお子さんは、周りから注意や指摘を受けることが多くあります。
この場合、わざとやっていることではないため、怒られたという経験ばかりが積み重なり、「自分はだめだ」と自尊心が下がってしまうことも珍しくありません。
単に、「集中力がない」「飽きっぽい」「努力が足りない」と捉えるのではなく、「注意力の何が苦手なのか?」「どんな環境なら注意力を発揮しやすいのか?」という視点で関わりを考えてみましょう。
また、注意・集中はトレーニングや遊びの中で十分に育てていくことができます。
やんちゃワークでは、注意・集中を伸ばすプリントを多く掲載しています。
こちらのプリントを使って、楽しく注意・集中を伸ばしていきましょう♪
※ページの最後に、遊びの中で注意・集中の力を育ててくれる玩具を紹介しています。
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