この力は、目の動きに手の動きを合わせる力です。
「目と手のチームワーク」や「目と身体のチームワーク」という言葉を使って表現されることもあります。
目から入ってきた情報は、身体を動かすことと連動しています。
例えば、こちらに向かってくるボールを見て、それを取ったり避けたりするために身体を動かすのも、この力が使われています。
また文字を書く時は、次に線を書く方向を見ながら、そちらに向けて鉛筆を走らせる(目の動きに手の動きを合わせる)必要があり、これも目と手の協応を使います。
このように、目と手(身体)を連動させることは、危険を回避したり、学習したりすることにおいても、重要な力なのです。
この力に苦手さがあると、例えばこのようなことに困ることがあります。
・物の数を正確に数えられない(数える声と指さしがズレる)。
・すごろくで上手くコマを動かせない。
・文字が上手に書けない。
・文字がマスにおさまらない。
・ぬりえをするときに線からはみ出してしまう。
・サッカーでボールをうまく蹴ることができない。
・テニスのボールを打ち返せない。
・虫取りが苦手。
・すごろくで上手くコマを動かせない。
・文字が上手に書けない。
・文字がマスにおさまらない。
・ぬりえをするときに線からはみ出してしまう。
・サッカーでボールをうまく蹴ることができない。
・テニスのボールを打ち返せない。
・虫取りが苦手。
このように、生活の中だけではなく、学習面や運動面、遊びの中でも苦労することが出てきます。
またこの力の苦手さは、周りから気付かれにくく、本人でさえも気付きにくい場合が多くあります。
そのため、「努力不足」「集中力がない」「不器用な子」と思われてしまうことも多く、本人の特徴に合った対応がなされないまま、結局は「できない」で終わってしまうことも珍しくありません。
その結果、自尊心ばかりが下がってしまい、「自分はダメだ」「もうやらない」という思考につながってしまうのです。
上に挙げたことに苦手さがある時は、「目と手の協応はどうだろう」と確認をしてみましょう。
このサイトに掲載されている目と手の協応のプリントで、力を確認すると良いでしょう。
また、目と手の協応はトレーニングや遊びの中で十分に育てていくことができます。
やんちゃワークでは、「ビジョントレーニング」と言われる見る力を伸ばすプリントや、目と手の協応を伸ばすプリントを多く掲載しています。
こちらのプリントを使って、楽しく目と手の協応を伸ばしていきましょう♪
※ページの最後に、遊びの中で目と手の協応を育ててくれる玩具を紹介しています♪
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