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文脈理解

この力は、物事の状況や文脈を理解する力です。
人は他者とコミュニケーションをとる時に、相手の言葉や前後の文脈から状況を推測してコミュニケーションをとります。
少し分かりにくいので、以下の文章をみてみましょう。

Aさん:明日遊びに行かない?
Bさん:ちょっと忙しいんだよね・・・。
Aさん:そっか、じゃぁまた今度ね!

ここでは、Aさんの誘いに対して、Bさんは直接「行けない」とは言っていませんが、Aさんは話の文脈から、Bさんが行けないことを推測し、「また今度ね」と伝えています。
以下の文章も同様です。

Aさん:(居酒屋にて)次は何を飲もうかなぁ
Bさん:メニューどうぞ
Aさん:ありがとう

ここでも、Bさんは「メニューを取って」とは言われていませんが、話の文脈から、Aさんがメニューを見たいであろうことを推測し、行動をしています。

このように、社会の中には文脈を理解したり推測したりできるからこそ取れる行動が多くあります。上記の例では、文脈を理解できていないとしても「ちょっと気が使えないタイプ」で済むかもしれません。しかし、実際は文脈理解が難しいために、人と関係を築くことが難しい場合もあります。例えば、泣いている友だちがいた場合、直前に何が起きたかによって対応は変わってきます。転んで泣いているのか、運動会で1番になって泣いているのか、前の文脈によって、掛ける言葉は変わります。人は、前の文脈を理解したり推測した上で、自分の行動を決めています。

この力に苦手さがあると、例えばこのようなことに困ることがあります。

・相手の行動の意味がわからない。
・文章題を解くことが難しい。
・次に何をしたら良いのかわからない。
・相手が求める対応とは異なる対応をしてしまう。

このように、対人関係のみならず勉強面でも苦労することがあります。「お子さんにどう説明をしたら理解がしやすいのか」という視点で関わり方を考えていきましょう。

また文脈理解は、トレーニングや遊びの中で十分に育てていくことができます。
やんちゃワークでは、文脈理解を伸ばすプリントを多く掲載しています。

こちらのプリントを使って、楽しく文脈理解を伸ばしていきましょう♪
※ページの最後に、遊びの中で文脈理解の力を育ててくれる玩具を紹介しています。
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